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久々のEVフォーミュラー (電気自動車のレーシングカー)

更新:2012-07-06 作成:2009-08-02

海外のEV Fomula(電気自動車のフォーミュラーカー)はFormula Lightning以来余り見かけなくなっていましたが久々にEVのオープンホイールやルマンタイプのレーシングカーの動画が出てきたので紹介してみます。これとは別に幾つかの国でFormula SAEの様な学生が作るものもあります。

KleenSpeed

公式サイトブログはこちら

KleenSpeed Technologiesの開発している車両で
車体はWest race carsのWX10
モーターコンコントローラーはAC propulsionの150kW
電池はA123とK2(K2 Energy?)をテストしてるようです。
とりあえず航続距離はレーシングスピードで30分走行狙いの様な気配です。
2011年に大幅に仕様を変えてEV-X11として走れらせています。モーターはUQMのPowerPhase145でGP Batterieのリチウムポリマーs15.4kWhを搭載しています。
モーターを横置きにしてチェーン駆動とちょっと変わったレイアウトをしてます。

KlennSpeed EV-X11 @ Laguna Seca Refuel Time Trial 06262011 (2011)

2011年6月にコークスクリューで有名米国のラグナセカレースウェイで行われたイベントでのタイムアタックのオンボード映像です。 EV-X11

Green Overdrive: KleenSpeed's Electric Race Car (2010)

2010年7月にコークスクリューで有名米国のラグナセカレースウェイで行われたイベントでのタイムアタックのオンボード映像です。

シャシ台上でのテスト

racing green ENDURANCE(RGE)

公式サイトブログはこちら

Imperial College London(イギリスの大学)で作った車両です。
車体はRadical SportscarsのSR3-->SR8.。EVO Electricの大径で薄型のモータを背中合わせに2基搭載しドライブシャフトを直接駆動、電池はThunder Skyのリチウムイオン56kWh-550kg。車重1100kg。

サーキットでレースをする訳ではなく、世界最南端の町Ushuaia,から、アラスカの Prudhoe Bayまでの26,000kmを旅するのが目標のようです。
-->最終的にルートが逆向きになり、アラスカからスタートして2010年11月にUshuaiaにゴールしました。リアルタイムで注目してましたけどいろんなドラマがあって面白かったです。米国大陸縦断は結構大変ですよね。2枚組のDVDも出てるので興味ある方はどうぞ(私も持ってます)。

Motor Test-Drive

GreenGT(スイス)

公式サイトブログはこちら

2011年のルマン用と発表したコンセプトカーがあまりに現実感が無かったのでスルーしていたのですが、現実的なモデルも走ってる様なので追記します。
6/10にポールリカールでシェイクダウンした様です。

スペックはこちら
カーボンの車体に、100kWの水冷モーターをツインにして、電池はLECLANCHEのリチウムイオンを28kWhの様です。
メーターに電圧、電流が二つ表示されていたので、(259V,260V )、電気的に2系統に切り離してるのかな?

写真はこの辺。何故か助手席の下にオプティマイエロートップが居ます、デカすぎじゃ・・・。

Green GT

2011年のルマンの前座。途中LEAF RCも見えます。

 

Westfield iRACER

レスポンスの記事記事2デザイナーのBlog

これもコンセプトカーのデザインが現実離れしてた感じがあるのでスルーしていましたが、とりあえずスーパーセブンでプロトタイプを製作したようなので追記。
その後デザインを少し修正して完成させたようです。(デザイナーのblog参照)。

Westfield Electric Race Car (iRACER) Prototype

たまにはこんな・・・な動画もいいですね。走行中に聞こえる音は、最初聞いたときは隣で走ってるエンジン音かと思ったのですが、モーター音だったようです。
このページのネタではない気がしますがとりあえず載せておきます。

Motor bench test - two 500Nm YASA motors
iRACERに搭載されているコントローラーはSEVCON製のようです。

DP 1/e

ERK(電気KART)を大きくした印象です。モーターはRemy HVH250、電池はThundersky LiFe04 360V 14.5kWh 車重は500kg。
記事1記事2記事3(右上から過去記事に飛べます)

dp1/e electric racecar at PIR 10/03/10

Electric Race Car

 

Dynacar

公式

Dynacar
予想外な方向性でした。

 

e-Wolf alfa 1 SRF

公式

以前ニュースになっていたE1は走行時の映像が早送りの動画しかないので(笑)スルーしていましたが次の車両が出来たようです。週間オートスポーツによるとこの車、トヨタのTMGでも何か作業してるようです。ベース車両はRadicalかな。微妙にはやりなのか?2個のモーターを背中合わせでドライブシャフトをダイレクトに駆動しています。モーターはEVO ELECTRIC製。同じ様なレイアウトのRacing Green ENDURANCEと同じユニットかは分かりません。電池はLi-Tech 41.5kWh 350kg 車重は970kg

Alpha 1 von e-Wolf
(TMGのF1休止で抜けた人材が関わっているそうです)

Toyota Motorsport record @ Nurburgring: the event
TMG EVP001 ニュルブルクリンクアタック

Formulec EF01

公式サイト

2012年からシリーズ戦を行いたいようです。シーメンスの125kWのモーターを2基向かい合わせでミッドシップ搭載する変わったレイアウトで(計250kW)、ヒューランドの二段のギヤボックを搭載、電池はサフト。


Challenge Bibendum 2011でのオンボード映像


EF01 - Formulec - Run Moscow City Racing 投稿者 formulec

EF01 - Formulec - Run Moscow City Racingでのオンボード映像
シフトチェンジが新鮮に見えます。

Lola-Drayson B12/69EV

とりあえず動画だけ、後で更新します。

Andros Car 03 Evo2

公式サイト

フランスのTROPHEE ANDROS 2010にて8台(2010-2011年は13台)のワンメイクレースを行っていた車両です。

シーメンスの122馬力・200Nmのモーターとサフトのリチウムイオン電池の組み合わせです。320V、24kWhでハードに走って43km走行できるようです。

カテゴリー違う気もしますがパイプフレームにカウルが付いた車両なのでここにも置いておきます。

Essai Andros car électrique

 

ちなみに日本だと

2002年までソーラーカーレース鈴鹿で鈴鹿サーキットの東コースを使用した5周のスプリントレースが行なわれていました。富士スピードウェイや筑波サーキットで行わているクラッシックカーフェスティバルでも台数は少なかったですが走ってました。富士では5周してたのを覚えています。
東京アールアンドデーの製作したZ.E.R.O.-1等が速かった様な記憶があります(鈴鹿EVレースのリザルト 、東京R&DのZ.E.R.O.-1のページFE/95シャシー販売のお知らせ))。Z.E.R.O.-1はF3000ベースで両サイドのカウルごとカセット式で電池交換が出来るようになってました。あの頃はまだ鉛蓄電池の時代でした・・・。

鈴鹿のEVレースが終焉を迎えた後、EVのレーシングカーが走れるイベントは日本EVクラブの主催するEVフェスティバル、チャレンジミゼットIIだけになりました。EVフェスティバルは2002年から筑波サーキットに場所を移し行なわれ2007年まで筑波最速EV選手権というタイムアタックが行なわれていました(その後もデモ走行という形でリザルトには載らないようですがすが続いています)。
せっかくなので2007年までの結果をタイム順に下表に並べてみます。タイムはJEVCのHPから。ドライバーにゲストが多かったりするのでぶっつけ本番に近い印象ですが。
ゼロスポーツのゼロEVフォーミュラはどちらかというと最高速仕様だと思うのでここではパスします。モンスター田嶋さんの所でも製作されたのがあるようですが電池の搭載量があまりにも少ないのでパスします。他にもあると思いますが・・。

2010年からJEVRAの主催するEVレースが始まりフォーミュラクラスも設定があるのですが、今の所参加は無いようです

2002-07年EV FestivalでのEV Formulaのタイム(筑波サーキットC2000)
順位車名 ベース車 チームタイム電池
1、Formula EV X-01 オリジナル JEVC1'06.045Ni-MH2007
2、小電友 FK-4 X-02中学生EVチーム1'09.1442005
3、FK-4 EV/FK-4 FK-4 ダイハツ有志チーム1'09.820Ni-MH2006
4、電気フォーミュラーカー
Side by side
Side By Side 中学生EV教室20071'12.449Li-ion2007
5、電友1号 FJ1600 JEVC1'15.8602004
6、Shimizu-Lab '98e F4 FUTUREAL1'23.3042003

 

Formula EV X-01

Formula EV X-01

2006-5 富士スピードウェイにて。 スピードガン計測で206km/hだそうです。

Formula EV X-01 と 電友一号

2002年の日本EVフェスティバルにて。

FK-4 EV

FK-4 EV

2007-5-5 筑波サーキットコース1000 「DAIHATSU Exciting EV RACE 2007」にて。

Formula EV X-02 小電友

Formula EV X-02 小電友

2007-5-5 筑波サーキットコース1000 「DAIHATSU Exciting EV RACE 2007」にて。

youtubeに転がっていたもの、富士スピードウェイにて。

The EV Sports Concept HER-02

TEAM YOKOHAMA EV CHALLENGE、The EV Sports Concept HER-02
オフロードを意識して作られているのでちょっと毛色が違いますが、2010年、2011年にパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに出場した車両です。
AC Propulsionの200kWのユニットとSANYOのリチウムイオン電池を37kWh搭載しています。

HER-02

EV Sports Concept HER-02

Pikes Peak EV (2011)

モータースポーツジャパンでのデモ走行 (2011年10月)

NISMO LEAF

カテゴリー違う気もしますが純レーシングカーなのでここに置いておきます。
車体はカーボンモノコックで足回りも市販車と全く別物、駆動もFFからMRに変更されています。市販車より595kg軽量だそうですが市販車とは全く別物です。
パワーユニットは市販のLEAFの物の特性をちょっと弄ってるそうですが、ノーマルではFFかつグリップの少ないタイヤでもほとんどホイールスピンすることはないので、下の駆動力は大幅に設定値を上げている印象です。
シェイクダウンの時はフロントラジエターでしたが、リヤエンドに移動したようです(電池交換時に冷却系を切らないといけないから?)。電池は市販車と異なり四角いBOXのまとめられ、一時間以内で交換されます。市販車と同じでチャデモの急速充電も使えるようです。充電時は電池に冷却ダクトをつないでる様に見えます。
タイムはシェイクダウンの筑波で1分7秒16、袖ヶ浦で1分17秒80だったそうです。
出力80kW、電池は市販車と同じなら24kWh、車重925kg。最高速は150km/h
2011年中に8台作られる予定で、2011年9月に追浜で行われたプレス向けの試乗会の写真には5台写ってました、もうじき8台目が完成するとの事です。

電池が入る場所をカーボンモノコックでピッタリ作ってる感があるのが勿体無いです。電池をもっと積めるようにスペース空けとけばと後で思う気がします(2011年のEVEXで展示用の見たら上側に結構隙間ありました、パワーも上げて大丈夫みたいです)。航続距離は筑波サーキットを12-13周位のようです。

記事(Car Watch)

2011年6月袖ヶ浦フォレストレースウェイでのデモ走行のオンボード映像

モータースポーツジャパンでのデモ走行(2011年10月)

おまけ

たまたまみつけたのでとりあえずここに貼っておきます。1996年に行われたFORMULA LIGHTNINGのレースの模様です。

動画サイトはサービスを終了してるのはその内見れなくなるかも

1996年 FORMULA LIGHTNINGのレース

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